でびでび・でびる様と力仕事

右から左へ物を運ぶ。
体を動かす仕事をしていると最初は疲れるが、同じ動作の繰り返しがいつしか思考をクリアにしてくれる。
思考がクリアになったからといって、考えなければいけないことは特になく、ふと思いついたことについて感想をつぎつぎと浮かべていったりするだけである。
体を忙しく動かす機会はあまりないため、それだけで新鮮な体験だった。

体を使うといえば、ウィクロスコラボでのでびでび・でびる様は爪で攻撃をしている。一見すると、でびでび・でびる様が直接爪で攻撃し、紋章を刻んでいるように見える
でびでび・でびる様はいつも「ぶっとばすぞ」や「ぶっつぶすぞ」という言葉で相手を撫でるため、でびでび・でびる様の得意技は圧倒的質量攻撃なのかと思っていた。
そういう意味では、潰すというより爪で引き裂くような攻撃は違和感がある。

しかし、解釈によってはでびでび・でびる様はマーキングを爪で叩いているように見える。
仮面ライダーファイズはオルフェノクの血で相手をマーキングし、クリムゾンスマッシュを当てる。
それと同じようにでびでび・でびる様は相手を魔法の紋章でマーキングし、マークを叩くことで相手にダメージを与えているのだろう。
違うところは、直接キックを当てるか遠隔でダメージを与えるかくらいだろう。
相手の射程外からいたぶる。これがでびでび・でびる様のスマートな攻撃方法だ。素晴らしい解釈のできるカードだ。
でびでび・でびる様は肉弾戦など似合わない。インテリジェントにクレバーに戦うのが似合っている。

しかし、考えるだけでは物事は動いていかない。そのために私などが体を使って働き、価値をつないでいくのだろう。
やがてつないだ先にいる、でびでび・でびる様のために。

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